フォト
無料ブログはココログ

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月

2007年10月31日 (水)

大地からの恵み・その3

Pict6971採っても採っても採りきれません。食べても食べても食べきれません。夏から農大で大根やら蕪やらを実習で作りましたが、収穫は凄まじいです。この前までは、収穫したほうれんそうを朝昼晩と山盛り食べていました。(腕にイカリのマークを入れようかと思ったくらいです)
そして今は大根です。おでんにしたり、味噌汁には必ず入れますし、大根おろしもよく食べます。京都のご近所に配ったりテニス仲間にプレゼントしていますが、まだまだ続きそうです。そこで、今回は7本まとめて漬物にすることにしました。
Pict6977 ①大根は皮を剥き、半分に切り(10kg)、食塩500gをすり込みながら漬物容器に並べていきます。葉の部分は上に並べて塩をふりかけます。
②上から10kg強の重しをして10日間程度置くと"せい"があがります。(その間2-3日に一度居住まいをただしてやる。~以上が予備漬です。
③本漬けでは、"せい"があがった水を全部捨てて、そこに酢を5合、砂糖1400gを入れ、再度重しをする。途中であわが出たりぬるぬるになったら中の液を取り出して煮沸し、その漬け液をさましてからその液だけで再度漬ける。
・・・・・と農大に通う仲間から漬け方を教わり、今、①番目の状態です。
どんな味になるか楽しみです。
Pict6983 今、裏庭の"ゆず"が色づきましたので"ゆず大根"としても食べています。こちらも四季を楽しめる味となっています。

2007年10月27日 (土)

農業大学校・その14

Pict6913穴掘りからスタートしたビニールハウスの建設ですが、4日目になりましたが、天井にビニールがけをし、妻面の換気窓の開閉を確認して、完成!です。
手前にあるものは、ポールダンスをする為の物ではありません(笑  ・・・冬場の雪害に対応して、屋根を支えるためのものですが、モンペ姿で疲れた腰を伸ばしがてらのダンスもありか?

Pict6921_2 今まで何も思わずハウスを横目にしていましたが、穴掘り~パイプ立て~パイプ継ぎ~ビニール架け他々殆どが手作業であり、高さ・左右・垂直・水平の微調整はかなり大変でしたから、見る眼が変わると思います。先生と生徒総勢22名で4日かけましたので、日当1万円として88万円、材料費が70万円なので、総額約150万円。高価な野菜をたっぷり作らないと割が合わないことになりますね。
Pict6927 午後から、先生の差し入れで、焼き芋と焼き栗を囲んで、皆でねぎらいました。ご苦労様でした。

2007年10月23日 (火)

すっかり秋です

Pict6858田舎の夕方もすっかり秋の季節に包まれてきました。収穫が終わった田圃は、そろそろ来年に向けての田起こし(天地返し)がはじまります。転作で作られている小豆は京都大納言でしょうか?収穫の時期を迎えています。この季節・この時間・この風景が小さいときから好きでした。家に入ったときに感じられる温かみからでしょうか?
Pict6861 朝の由良川は静かに流れて、山は靄で覆われ空が低く横たわります。山陰地方の独特の冬模様がはじまります。日本海側の人は、空で頭を打たないように体を屈めて歩くという話を聞いたことがあります。
Pict6867 今年は『ゆず』がたくさん実っています。まだまだ青いなかから、少し黄色く色づきはじめたのをひとつ捥いでみました。
ゆずは冬の楽しみの一つです。

2007年10月20日 (土)

農業大学校・その13

Pict6715 農業大学校の研修も、早や2/3が終了し残り1ヶ月となりました。8月に種まきした野菜たちも立派に育っていますし、私達も毎日多くのことを体で(!)学んで成長して(?)います。そして、今週はビニールハウスの建設作業の実習です。妻面6m×長さ30mなので、かなり大きいものになります。野菜作りには路地野菜とハウス野菜がありますが、私達も今回、大根・かぶ・白菜・キャベツ等は路地栽培して、みず菜はハウス栽培しました。本来は、自然そのままに太陽の光を浴び、風を受け、空から水をもらい、元気よく野菜が育つのがいいですが、自然は気侭です。ビニールハウスは雨よけ、温室効果、病害虫からの遮断等に効果を発揮します。みず菜は少しでも虫がつくと売り物にならないからハウス栽培なのだと教わりました。
Pict6646 業者の方から、構造の説明と組み立て方の基本を説明いただき作業に取り掛かりました。建物は基礎が一番大切といいますが、ビニールハウスも同様です。水糸で水平を出し、それに揃うようにハンマドリルでパイプを入れる穴を掘削していきます。基礎がしっかりしていないと後々の作業に大きく影響しますし、台風等の天災に不安を残すことになります。
Pict6686 左右のパイプをテンでジョイントするのはちょっと要領が必要です。3.2mの高さなので、脚立に上り、体重をかけて『グイッ』と下に引くことで左右のパイプが結合されます。
Pict6798 今週は30mのアーチ作り、垂直をとりながら棟パイプ、肩パイプで枠組みを固定していきました。
来週は更に骨組みを仕上げ、妻面の出入り口を作りビニール掛けをする予定です。

さて、私の農園にビニールハウスを建てましょうか?
きっと自給自足的に出来たものを自分だけで食べるのであれば、多少虫が食っていても、成育が悪くても色が悪くても曲がっていても平気で食べるのですが、売り物にするとなれば許されないかもしれません。
なんといってもハウス(6m×30m)を建てるのに約100万円のお金が必要です。その必要性をこれから考えていきたいと思います。
Pict6737 路地でも、こんなに元気よく野菜が成育しているんですよね~。

2007年10月18日 (木)

大江山の雲海

Dsc_0147_2 『早起きは三文の徳』といいますが、今朝はもっともっと多くの喜びを得ました。何度か大江山の雲海を見に行った事はありますが、今年も10月も後半に差し掛かりましたので、朝5時前に起床し、大江山の雲海を観に行きました。
既に一眼を構えている人がいました。聞くと福知山から毎朝雲海を撮りに来ているという方でしたので、今日のコンディションはどうですかと聞くと、昨日に続き今日も素晴らしい状況だとの事でした。
Dsc_0169 そしてもう一人の人の車のナンバーは鳥取です。聞くと、「昨年は1年間鳥取から毎日通った」そうです。鳥取なら大山の雲海もそうだし、砂丘も素晴らしいしという問いに対して、「隣の柿は美味しそうに見えるのよ!」との答えでした。鳥取から大江まで車で3時間かかりますが、それも毎日ご苦労様です。私は今日5時前に起床し、家から大江山まで15分程の道のりを気楽に行った訳ですから。
Dsc_0227
話をしたりシャッターをきっているうちに1時間ほどが過ぎました、空を見上げると、まさに秋空!今日もいい天気です。農大でのハウス作りも2日目だし、好天気はありがたいことです。
Dsc_0246 7時になったので引き上げようと最後にもう一枚撮りました。既に廻りは十分に日も昇り明るい風景になっていましたが、雲海は益々素晴らしく眼に映りました。
今日も一日素晴らしい日が始まりますようにと、大いに徳に満たされて大江山を後にしました。

2007年10月16日 (火)

大地からの恵み・その2

Pict6589先日から続々と秋の味覚が大地から収穫されています。
さつまいも・・お米・・葉にんじん・・丹波栗・・丹波黒豆・・・...
今日はコールラビの登場です。
農業大学校の実習で収穫できました。どんな調理で食べますか?
サラダ?・・・漬物?・・・と、あんまりなじみが無い野菜なので皆さん「これ!」という決め手が無い様子です。
私はクリームシチューで煮込んで見ました。そして結果ですが、出来たばかりのシチューでは、まだ硬さが残っていましたが、翌日、再加熱して食べたときは、味が凍みこみ柔らかくなり、かといって煮崩れせず、とても美味しい出来栄えになりました。「コトコトと時間をかけて煮込む~薪ストーブなどで、日暮れ時からコトコトと煮込み秋の夜長を楽しむ・・・」そんな風景に、大変お似合いの一品でしょう。
Pict6587mask 先週はお米のお届け準備に追われていましたが、このような形で今年は皆さんにお届けしました。あくまで試験的な販売です。おまけとして丹波栗も同梱しておきましたが、続々と感想などが寄せられてきました。概ね、「美味しかった!」との感想です。丹波コシヒカリは、特に新米と言うことも加え、水分が多く含まれているますので、水加減はいつもより少ない目にしてもらったほうがいいと思います。

昨日、NHKで「ライスショック」という番組をやっていました。
自給率が40%を切り、日本の農業政策は「大規模化」推進の方向を向かっているという内容です。

コメンテータの一人(内橋さんではない人)が、小規模農家は切り捨てられてもしかたがないといった発言をされていたので、なんと浅はかな人かと思ってしまいました。
米国・中国からの攻勢に対抗するためには大規模化しかしかたがないという発想がありますが、本来、人間の生きる基盤である衣食住のうち、一番大切なものが食であると思っています。

地産地消とか身土不二と言われるように、本来自給自足的な食生活から発展して、食は地域で賄う、最大限広くても日本国内と思います。
農作物の輸入にはポストハーベストが必ず付きまとっていると思っています。カリフォルニアオレンジが、グレープフルーツが、レモンが何ヶ月も置いておいても腐らないのは、間違いなく収穫後に防腐剤が塗り捲られているからです。
農大の先生も言われていましたが、日本と中国と米国と印度のお米のサンプルをビーカーに入れて置いておいたら、日本のお米にはこくどう虫がいっぱい発生したけど他のものはいつまでたって も虫がでてこなかったそうです。
また、温暖化は現実の話で、近い将来(来年かもしれません!)必ず大飢饉が発生することも想像に易いと思います。お米を国内で規模の大小に関わらず生産をし続ける必要があると思いますし、そこに農薬的にも供給的にも安心と安全を確立する必要があります。
政府には全くその辺のリスク管理が出来ていないように思えます。

農業をする→経済的になりたたない→農業離れが加速する→海外に頼るしかない状況に
陥る→突然!食不足問題に見舞われる(将来)・・・ と『負のスパイラル』が今の実態だと思っています。

政府の問題だけではなく、日本人全てが"真剣に"考える必要がある話だと思います。
飢餓で苦しむ国の事などを知らぬ顔している残飯天国の日本というのが現実です。

2007年10月13日 (土)

大地からの恵み

Pict6484朝、空気の冷たさを感じて目覚める季節になってきました。ほんの1週間ほど前までは暑さにうだっていたのですが、季節の移り変わりがちょっと激しい気がします。
秋になったと言うことで、大地からの恵みが続々と届き始めました。
このところ、農大からの帰りに精米し、夜に5kg、10kgと米袋に量り、メッセージをつけて出荷の準備に追われていたためブログを綴る時間もなかったほどです。
まずは丹波こしひかり。
今週保有米として15袋(450kg)が手元に届きました。『あかまつファームのこしひかり』です。(正確には共同収穫ですから、同じ地域で同じ基準で作られた同じ銘柄同じ等級のお米です)
早速味の程はどうかと食べてみました。我が家のお米は少し水を少なめにしたほうがいいです。特に新米ですし。餅々感があり艶も良く美味しく頂きました。1日炊飯器に置いても、ふっくら餅々が持続していました。
Pict6479 続きまして、丹波栗。
私の大江の家の裏に栗の老木が4本あります。2週間ほど前から見上げますと栗の実がたわわに実っていましたが、それが次々と落ちてきます。
しかし朝、栗の木の下に行ってみると、一面空になったイガと食べかすで覆われています。ある日は熊さんの大きなウンコが落ちていました。猪も来ているようです。深夜、”はな”が狂ったように外に向かって吠える事がありますが、「来てるな・・」と思うときです。というわけで、朝は、熊さんたちの残り物と、夕方には辛うじて少しばかりを収穫させていただいています。
Pict6480 それから、丹波黒豆です。
5月と6月種から苗を作り植えつけました。
元肥と一度だけ米ぬかをあげたくらいで、かなり放任していたのですが、ふっくらと大粒の実をたくさんつけてくれました。枝豆でいただきます。農大の皆さんにも食べていただきましたが、結構好評でした。

最近の私の食卓には、先日収穫したさつまいも(紅東)で『芋ご飯』にし、農大で収穫した『ほうれんそう』をいためてお皿に山盛りにし、頂いています。ご馳走様です。

2007年10月 4日 (木)

農業大学校・その12

Pict6384今朝も比叡山からの朝日とともに散歩です。天気予報では曇り。秋らしい日になることを望みます。
農家派遣実習4日目(最終日)の始まりです。
Pict6387 土耕栽培の苺の管理からスタートです。昨日と同様『クラウン』を太らせるために『ランナー』を捥いでいきます。師匠に、「ランナーは植えれば定植しますか・・・?」と、気持ちとしては『これおくれや!』と聞いたところ、師匠の返事は「家持って帰って植えてもええで!」・・・見抜かれとりました(笑い
Pict6394 というわけで、もらって帰りました。プランターで育ててみることにしましょう。いっぱい美味しい苺が収穫できますように・・・。
Pict6388 さて、本日のメインの作業は「すぐき」畑の草取り作業です。天気予報は曇りで涼しいはずだったんですが、とんでもない!10月だというのに暑いの何の!!!でも農業は暑い中の草とり作業は避けて通れません。黙々と(というか、師匠からいろんなお話を聞きながら)作業に励みました。
1反強のすぐき畑の草とり作業が終わり、「お疲れさん」と言葉を交わしたとき、京都大学の生物学の先生と学生の実習&植物標本採集に遭遇しました。その人たちを前に森田師匠の講義が始まったのです。「農業は生物・化学・物理・経済・心理学・・・すべてわからなあかんのや!」からはじまりましたが、学生たちはその話に熱心に聞き入っていました。博学&話し上手には拍手を贈りたい気持ちです。
実習は今日で終わりですが、森田師匠とのお付き合いはこれからがスタートとお互いに認識してお別れしました。
Pict6397 いつものように、今日もお土産をいただいたのですが、「和えたら美味しいから」と、すぐき畑から何本か間引いてすぐき菜をいただいて帰りました。左は炒めて醤油味に右は湯がいてポン酢でいただきました。毎晩美味しい食卓になっています。

<本日の森田師匠語録(京大生に対しての講義より)>
「人はよく、虫が食べた野菜を「虫も食べるほど美味しいんやから、人間が食べても美味しいよ」と言われるけど、あれは嘘やで!人間やって怪我とかしたら、それを治癒する為に体が自然とそれを退治しようと毒を出す。野菜やって虫害に対して一生懸命対処するさかいに苦い野菜になるんや!美味しいなんで嘘や。」「確かにそうかもしれん(私)・・・・・」
ちなみに農業に経済学と心理学が必要な訳は、経済的には原価がなんぼで、歩留まりがなんぼで、そしたらなんぼで買うてもろたら、継続可能な農業が出来るかを計算すること(決してJAに任したらあかん!)やし、心理学的には、お客さんに「うわぅ!美味しそうやな!食べてみたいな!」と思ってもらえるような売り方(パッケージや、組み合わせや、レシピをつける等など・・をお客さんの立場にたって考えることを言われていました。
#まさに、その通り!CS(顧客満足)を意識しなあきませんね。

来週からは、また綾部で野菜作りの実習とお勉強に戻ります。

2007年10月 3日 (水)

農業大学校・その11

Pict6357派遣実習は3日目です。
午前中の作業は”葉とうがらし”の出荷調整です。
森田師匠が朝、茎ごと収穫してこられた万願寺とうがらしや鷹が峰とうがらしを実と葉にわけます。店頭で実(み)は普通に見ますが、葉はあまり見ません。佃煮にして食べれば美味だと思います。機会があれば挑戦してみます。
Pict6334 葉とうがらしは、水で洗い、袋詰めした後、直売所「おいでやす(森田師匠のお家のすぐ前にあります。店番は師匠のお母さん)」か、限定されたスーパーマーケットで販売されます。
Pict6361 午後は、取り分けた万願寺とうがらしと鷹が峰とうがらしを丸太町にある自然食のお店「ファーマーズ」に配達した後、ハウスの苺の苗の管理でした。
苺は普通春先の果物ですが、ここでは12月の収穫を目指します。株に5~10葉+ランナーがついていますが、中心の3葉を残して、整理していきます。葉が多いほうが光を多く取り入れて成長するように思うのですが、茎の中心にある「クラウン」という部分を成長させるためには葉の整理が必要だとの事でした。

Pict6365_2 そして、今日もお土産をもらってしまいました。加茂なすと水茄子(品種は”おいしいなす”?)。加茂茄子は後日田楽でいただくとして、水茄子は塩を降ってそのままいただきました。いつもご馳走様です。

Pict6373_3 それから、隣のハウスで自家採取されていた「松ヶ崎辛味大根」の種も分けて頂きました。こちらも京野菜で有名です。来週大江に帰って早速播種してみることにしましょう。

~本日の森田師匠語録~
「無農薬いうけど、現実は難しい話やで~。虫の被害の事が良く言われるけど、病気のほうがもっと大変や! 虫も大変やけど元を抑えたら随分ちがうで~。例えば畑に行くとき”虫捕り網”を持っていっとくんや。蝶々一匹捕まえるだけで虫の害は随分抑えられる。そうすると、農薬も僅かですむがな。それから、昆虫図鑑も必要や。捕まえた蝶や蛾を図鑑で調べて、それに対応する薬を選んだら不要な薬をいれることはなくなるやろ・・。」
ナルホド! 近いうちに昆虫図鑑も入手しておきます。

それから、語録もうひとつ。

「前も言ったけど、農家は作るだけではあかん。販売できてはじめて成り立つんや。あんたの場合はコンピュータやネットワークの経験が豊富やから、インターネット駆使して、販売することを中心に考えたほうがええで。」←これは、まさに前から意識していたことであり、是非とも取り組むべき課題であると思いますし、師匠をはじめ農業大学校の先生方、一緒に学んだクラスメート、田舎のご近所の皆さんと旨く連携できればビジネスとしても成り立ち成功する可能性は高いと思っています。請うご期待!いろんなアイデアもくださいね。

2007年10月 2日 (火)

農業大学校・その10

Pict6339今日も農家派遣実習で「森田農園」です。午前中は昨日と同様、「葉にんじん」の出荷調整を行いました。森田農園ではスーパーマーケットに直接出しておられるそうです。ネットで検索すると楽天モールでは1束580円で出ていましたが、こちらは200円程度?の様子です。お安いと思います。
その後、ハウス栽培の「鷹が峰とうがらし」の収穫作業です。今朝注文が入ったとかで、予定外の作業でした。ハウスの外では、ご近所の農家のおばさんが露地のすぐきに肥料を与えておられましたが、その時「匠の眼!」森田師匠の眼がキラリと光るのを私は見ました。「ネコブやなあ・・・・」「は?ねこぶ・・ですか?」「そや、このすぐきは根コブにやられとる!」しばらくして、師匠はそのおばさんのところに行き、育ちの悪い苗をゆっくり引き抜きました。「こいつは根の先が腐りかけとる!」しばらくの間、おばさんと話をしています。「畝作り、播種前の薬「ネビジン」の入れ方がまばらになったんやなあ。ええもんは取れんかもしれんなあ・・・」と、熱心に近所の農家さんにも指導されていました。上の画像は、立派に育っている森田農園のすぐき畑です。立派!!
Pict6336 午後は、岩倉の奥のほうにある農園で「聖護院大根」と「長大根」の間引き作業でした。点蒔きされた大根の菜を1本ずつに揃えるのと同時に、草もむしり取っていきます。11月から12月が収穫期だそうです。元気に育ちますようにと願いつつの作業でした。
師匠は作業中も、いろいろと教えてくれます。
「だいたいな、皆肥料やりすぎなんや。どこも1/3程度しか野菜は吸収してくれてへんで!他は流れてしもとんや。肥料会社だけが儲かるようになっとる!」「はあ、そんなもんですか・・・」
「それから、『無農薬や』『有機野菜や』言うても農薬使うこともあるし、化成肥料使うこともあるし、皆にはそれを使こてるでと言うてある。大体『有機野菜』の定義そのもんも不確かやしなあ。行政のする事もええかげんや!」「はああ、そう・・ですか・・・」
#結構、辛口トークです。
いっぱい話していただけるのですが、何回か聞き返しながら、それでも簡単に覚えられるものではなく、実践の中で経験して、そしてその時、いろんな話が蘇ってくればいいんですが。
Pict6337 岩倉の奥地は、素朴な優しい風景を与えてくれました。
Pict6345 今日もお土産に「大根のまびき菜」いただきました。早速今晩の一品「まびき菜とさつま揚げの胡麻油和え醤油味」で戴きました。
ご馳走様でした。美味しかったです。

2007年10月 1日 (月)

農業大学校・その9

Pict6329早いもので8月20日からスタートした農業大学校も丁度半分を終了しました。実践的に学ぶことが一杯です。
そして今週は農家派遣実習です。私の場合は、家が宝ヶ池ということもあり、上賀茂の森田農園にお世話になることになりました。
実習させていただいたことは、葉にんじんの出荷前調整として黄色い葉を取り、大きさを揃えて結わえ、水洗いし土を落とす作業です。(画像は出荷を待つ葉にんじんです)
作業は当然、良い経験になるのですが、作業をしながらの森田さんのお話が多岐に亘りとても面白いのです。

「京野菜は千年の歴史の中で、人が多く住んでいたことから人糞も豊富であり(スンマセン。汚い話ですが事実のようです。当然現代ではそんな使用はありません)肥料に事欠かず、四方にある山々からの水も豊富なことから京野菜が生まれたんや」
「今は牛糞・鶏糞を堆肥として使っているが、家畜の餌は海外から持ち込まれた得体の知れない飼料(抗生物質やら遺伝子組換えによるもの)で育てられそれを堆肥としたらどんな野菜が出来るかわからない。山からいただく落ち葉・枯れ葉がベストとの話もあるが、どうなんやろねえ?」
「農家は作るだけではダメで、流通と販売も視野に入れて対応しないとえらい目に会う。また先人に学び、どこにニーズがあり、どんな形態で販売すればいいかも探求すべし!」
「汗かいて田圃で米作って、草と戦って野菜作ってと昔のやり方だけではあかんよ。苗でビジネス考えるとか、若い人の嗜好をキャッチアップして対応するとか・・」

まさに、今日この時に農業を実践し、そこから将来を想定し、新しいあり方を探求されている森田さんの話は響いてきます。

ゴム長新調し、作業手袋・帽子・タオル・冷たいお茶もたっぷり準備して行ったのですが、圃場作業はなくこれらはまったく不要で、手と耳と口があれば充分でした。
お話いただいた事が全て「なるほど!」と思えることばかりで、これからの私の進むべき農に大いに参考になりそうです。明日からが楽しみです。森田さん、よろしくお願いします。そして、今回の実習に森田農園をアサインいただいた農大にも感謝です。
「葉にんじん」お土産にいただいてしまいました。早速今晩の一品(ニンジン葉のゴマ和え)としていただきます。

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック