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2007年8月24日 (金)

農業大学校・その4

Pict5575今日は朝から、いい天気=暑い日の始まりです。
そして、みず菜の次の課題は、各自が150cm×25mの畝(これは結構な広さです。約10坪ですから・・)を与えてもらい、そこに秋冬野菜を栽培することです。選択肢は①長大根②丸大根③白菜④大蕪⑤ほうれん草⑥コールラビー⑦春菊⑧ブロッコリー⑨カリフラワー⑩キャベツ⑪葉牡丹から各々6つ選び出します。
まずは畝作り。トラクターで150cm幅の畝を立てるのですが、これが難しい!経験者のIさんが汗をかきかき対応します。他の人は畝幅を計ったり、鍬で修正したりです。(実はトラクターの上が一番ラクチン??)鍬の作業は大汗でした(;;;
午後からは農業基礎の座学です。農業基礎なので、土の事、肥料の事、植物の生育のこと・・・・と、思っていたら・・・精神論&哲学!?! でした。
「農業をやる基本は『自分がまずちゃんとせなあかん!』」から始まり、「家畜の飼い方は、家畜に聞け~!」で終わったのですが、内容は、改めて考えねばならない重要な事ばかりでした。
☆農村の過疎化が進んでいること・・・次世代の農業の担い手が町に出て行ってしまっており距離だけでなく気持ちも離れていることが多い事にどう対処していくのか?
☆そもそも農業とは何か? 農学者「宮崎安貞」曰く『稼を生ずるものは天也人中にいて天の気より土地の宜しき順い時を以って耕作につとむ』と言っており、現代の農業(環境をコントロールして出来る野菜や無窓畜舎で育つ家畜)をどう思うかというお話
☆農業の原点は何でしょう?・・・植物・家畜に対して愛をもって接し、お金儲けだけでなく、消費者に喜んでもらえることを考えること
☆百姓ということば・・・蔑んで使われる事が過去にはあったかもしれないが、今は胸を張って「おらが百姓じゃ!」といえる時代になってきた。環境問題が大きな課題になっていますが、この問題を正面から捉え、積極的に自ずから改善していける仕事は農林業しかないと思いますし、もうひとつの大きな問題である食に直接関わるのが農業であり百姓だと思います。
Pict5591 マイ田圃が黄金色に色づいてきました。つい最近まで所属していた会社の知人と、京都の町内の皆さんから沢山のご連絡を頂き、お口に届く日を楽しみに待っています。今年は初年度と言うこともあり、刈り取りは農協に任せますが、近いうちに「天日干し」にて、もっと美味しいお米をお届けできればと思っています。
Pict5595 それから、もうひとつ。挑戦した「エビ芋」ですが、ちょっと目を離しているうちにご覧のように草草草・・・草に覆われ今にも消え入りそうです。来週から、改めて草掃除をし、肥料を入れ、土を寄せて挽回を狙います。
・・・が、今年は種芋を作るだけに終わるかもしれません。

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コメント

 先日、新聞に「不在地主が増えているので、食糧自給率と農業の競争力アップのため、政府は農業従事者制限(農地所有者に限る)を規制緩和し、企業などの参入をしやすくする方針」との記事が載っていました。
 これって戦後農地改革以前の小作人制度復活ってことじゃないんですかね?ただし、昔と違うのは小作人の方が断然強そうってこと。競争に勝てる農業にするために、個人所有の農地を集約して企業的大規模農業に転換していこうということなんでしょうが、狭い日本の国土で、市場任せの競争で土地大国に対抗するなんて無謀だと思います。そんな分かりきった事を営利目的の企業がやるとは思えない。
 むしろ、いずれは逆農地改革で農地は召し上げられ、企業が広い農地を獲得した後で、競争に勝つためという口実で今度は価格保証の税金投入(政府が現在は難色を示している保護農業)なんてことになりそうな気も...。一昔前、バブル崩壊で銀行に何兆円も税金投入した政府のことですからあっても不思議ではない。農業まで食い物にされかねない。
 最悪の場合、補助金もらったらさっさと広大な農地を証券化して海外ファンドに売り渡してさらに大もうけ...なんてことも。杞憂に終わればいいんですけど...。私が企業のトップならそんな絵をかきますね。
どう思われます?

8/23の読売新聞一面は「企業の農地借用自由化~来年度にも競争力強化促す」でした。
みやさんの言われる観点もありますね。
日本がカロリーベースで40%を切る農産物の自給率であることは問題であり、生きる一番基本の要素を充実させる為の方策は必要であると思っています。しかし、現代における企業の最たるロイヤリティは株主であり、そこに応える為には競争に勝ち利益を上げる事が至上命令のように思われます。農業に限った、食の業界に限った話でもないですが、安全・安心を基本に消費者に喜んでもらえるものを届けると言うのは全ての物づくりに言えることだと思います。
この農地借用自由化が、企業を中心に大規模農業しか認められない方向に行くのは間違いないでしょう。農業は本来自然を相手に太陽と雨の恵みを受け、そこからできた生産物を感謝していただくことで成り立っていたものが、自然に逆らい、コントロールし、農薬を認可される範囲で最大限利用し、窓の無い狭いところで家畜を飼育し、効率化を図り、コストを抑え、そして最後には味も香りも無い、四季も全く感じることの出来ない食生活になるんではないでしょうか。
生産と消費する両方で考える必要があると思います。それでいいんですか、と。
2月には雪の合間から見え隠れする「ふきのとう」を摘み、和え物にして苦味を楽しみ、5月には山椒の実を炊いて食し体に元気を与え、8月には太陽をいっぱい受けた真っ赤なトマトを丸かじりしこんなに甘いものだったんだと改めて再認識して・・・と、今更ではありますがそのような充実した生活を送りたいと思う私としては、その喜びを少しでもお付き合いのある方々と共有できることが許されるならと思う次第です。

大学の圃場の土って結構大きな塊になっているのをブロッコリーの写真等で分かりました。

別の畝との成長の差が出るのでしょうか?  いずれにせよ
これからが楽しみですね。

KBさん

全部で30畝(150cm/1畝なので、幅45m程度になります・・・結構広いです!)あって、砂を入れて土質を変えたところからそうでないところまであるようです。私のところは(写真のところ)は、砂がはいっていない土質です。

言われるように、他の畝との成長の差は出てきます。
しかし、土質だけでなく、肥料の入れ方や、種の覆土の深さやいろんな要素があるので、どこまで紐付けが出来るかは?です。

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